- 理系の大学を卒業後、光精工に新卒で入社。1年目は希望の技術部に配属され保全で研修を受ける。その後異動により、北勢工場の技術員室で生産や技術業務にも携わりながら主に品質管理の業務に14年従事後、品質保証部として、現在は北勢工場と員弁工場を行き来しながら業務に従事している。
入社したきっかけを教えてください
大学では電気工学を学び、実は一度別の会社に内定をもらっていました。しかし4年生の11月頃に自問自答した時期があって、再就活を始めたんです。地元付近の企業を探すなかで「光精工」のHPを見つけ、もともと自分が車に乗ったりいじったりするのが好きだったこともあって応募を決めました。自動車業界はまだこれから伸びると考え、将来性もふまえて思い切って挑戦しようと思ったんです。
入社してからの経歴と現在の業務(職種)を教えてください
今は係長を務めており、技術部で2か所の工場と11名のメンバーをまとめています。やはり「仕事は楽しくやりたい」という思いがあったので、メンバーに対しても同じように感じてもらえるような雰囲気づくりを心がけているつもりです。第一にコミュニケーションを大切にして、何でも言えて相談できる職場環境でありたいですね。
入社前と入社後で当初思っていた事とのギャップがあれば教えてください
車が好きだから入社したんですが、「光精工」が作っている部品は小さくて外からは見えないものがほとんど。乗っているだけではわからなくて、仕事で扱い始めても「これは本当に車の部品なのか」ととまどうこともありました。知ってそうで知らないこと、意外とあるものですね。
社会人になったなーと実感することは?
まずは学生と比べ、時間をきっちり管理しないといけないという意識にはなりました。仕事ともなると多くの人が関わるため、ひとつものごとを進めるにも自分だけではできません。まわりの協力がとても大事だなと思うとともに、自分の行動や言動にも大きな責任を感じますね。
入社後、研修や教育制度は如何でしたか?
僕が入社した頃は、まだ研修制度があまり整っていませんでした。現場で働きながら学ぶなか、時間の使い方や日報の徹底、会議の時間や顧客への納期を守る、といった点は上司から特に厳しく教えられました。今でもそれは意識して、部下に対してもちゃんと指導するように気をつけてますね。
光精工で働いてみて、良かったこと、悪かったことは?
よかったことは、保全、製造、技術、品管と幸いにもいろいろな業務に携わらせてもらえたおかげで自分に自信がついたことですね。あとは会社がほどよい田舎にあり、将来自分が暮らしたいほどいい環境だと思います。反対に悪かったところは、社内で当たり前のルールが守られていないのを聞くとちょっと不公平に感じますね。僕はルールをきちんと守りたいタイプなので、気になってしまいます。
これから、どのように成長したい、どんなポジションに就きたいなど、今後の目標などはありますか?
目の前の仕事を極めるのはもちろん、まだ自分ができない業務にもどんどんチャレンジしていきたいと意欲的に考えています。いろいろなことに取り組み、知識の幅が広がればお客さんへの対応にも還元できますし仕事もやりやすいですから。
学生さんに一言メッセージをください
三重県の北部に位置する企業、ということでとても住みやすい地域です。生活しながら仕事も楽しめる環境が整っているのはアピールポイントですね。また社内では「チャレンジ」を合言葉にしています。若い世代には失敗を恐れず、どんどんチャレンジして成長していってほしいですね。僕自身、入社前は人前で話すのが苦手でしたが、気がつけば社内講師を務めるまでになりましたから。チャレンジし続ければ、結果はきっとついてきますよ。